第二十ニ話「藍を迎えて」
目を潰しましょう
貴方以外の男(ひと)を
見ないよう
声帯を斬りましょう
貴方以外の男の声に
招かれないよう
貴方の愛を 迎えましょう
光る川がその果てに
鴎が休める帳となるよう
そうすれば
躍動は、
確かにこの手に。
【流星之軌跡:第二十二話「藍を迎えて」】
藍に染まり、名も知らぬ刀。
それを壊紙で拭えば、その鋼は鈍く輝いた。
そのまま拭き続けていると完璧だろうと思う出で立ち程に迄なるが、
しかしこのままでは輝きが衰えてしまう。
米糠を施すのだ。
────ある昼下がり、はいつになく穏やかな表情でその単調かつ大事な作業をしていた。
まだあれから、死神───同胞断罪は続いていたのだ。
なにもあの時覚悟した路は、何もかもを投げうって離反しようとした事ではない。
むしろ、それならば、と藍を迎え入れようとしたのだ。
それが────自分が海へ帰れる唯一の方法だと、そう思ったからだ。
未だ紅は酸化して鮮やかなまでの藍を咲かせていたが、その覚悟のお陰か幾許かの
恐怖、自責感は和らいで。
やはり、正しいのだとは確信する。
─────ギシ、ギシ・・・。
自分以外の足音。
近付いて来たその音。誰のものか、なんて分かり切っていて。
やがて背後に息の根が降りて、座ったのが分かった。
勿論、同じ者だ。それだって、呼吸の仕方で分かる。
そして、何をしにきた、ということも。
何故か?
声が聞こえるのだから当然だろう。
「お水なら、今」
遅い朝餉。
それは忙しい彼にとってみれば何らおかしいことではなくて、むしろごく自然な事で。
特に最近は忙しい。いくら部下に任せておこうとも、やはりそれでは不完全な所はある。
だから、やらなければ。
彼も、自分も。
彼は野望を大成させるために。
自分は────海に帰る、そのために。
その為には何を犠牲にしようが、仕方ない───守るべき“路”は、悠久の先に
あるのだから。
「・・・・・・」
どんなに睨まれても良い。
恐らくその勘繰りは怖くない。
解らないから。
自分の心の声など。
何故なら彼は“眼”を与えただけで、与えられた訳ではない。
そうだ。いっそのこと不利を武器にしてしまえば良いのだ。
「・・・」
「はい?」
───ぐっ。
胸倉を掴まれ、間近で瞳を覗きこまれる。
目の前の茶の瞳は何か核心に触れた気がして、彼はうめくように囁いた。
「・・・行くのか?」
「はい。そうしなければ、隊長の計画が暴かれてしまうかも知れませんもの」
「お前なら、舌を噛み切ると思っていたのだが?」
「まぁ、隊長らしくもない。私が死すれば、厄介事を抱え込むのは隊長ですよ」
「・・・・・・」
フ、と見せた微笑はいつもの微笑か、それとも束の間の苦渋か。
そのまま突き放された瞬間、も同じ微笑を浮かべて、
「それでは今、お水をご用意致します」と静かに会釈をすると、
襖を開け水を取りに炊事場へ向かうのだった。
────十番隊隊舎。
心地よい木漏れ日が漏れる廊下を案内されて通された隊首室。
そこにはやはり日番谷がいて、いつもと同じ渋い顔つきで素っ気なく迎え入れてくれた。
────気が抜けないのは確かだ。彼に勘付かれれば処される。
しかしだからといって完全に十三隊に諂う事も即ち死を意味していた────
帰れば、きっとあの酷く優しい男に殺される。
だから、の敵は、誰でもなかった。いわば、そう中庸との戦いだった。
「・・・良く来たな」
≪本当に来た───‥烏(からす)からの伝令は正確・・・か≫
「あれが、疑われている私が五番隊に帰れる条件でしたから」
「・・・身の潔白を証明する為に、か?」
「お言葉ですが・・・私はそのような事、申し上げておりませんが・・・?」
「・・・─────っ」
悲しそうな振りをして、瞳を臥せる。日番谷には悪いが、始めから気付いているのだ。
まだ日番谷は自分を疑っていることを。
が十番隊に向かっているという烏からの情報は彼───藍染が作り出した幻惑だ。
既に死んだ者達から何かが語られることはないのだから。
「‥‥‥まぁ、良い。ここで啀み合ってても何も始まらねぇ」
「はい」
「松本にも、顔見せてこいよ。アイツ、お前のこと気にかけてるみてぇだからな」
そのまま付きの者に案内されて、今度は道場に連れてこられた。
中からは隊士の発声や叫び声、それに激しい剣檄のぶつかりあいの音が響いて来ていて、
その訓練の凄まじさがわかる。
そこからする、凜とした怒声。
「──ほらっ、そこじゃないよ!もっと高く上げて、隙無く八段から切り込む!!」
間違えない、松本だ。
付きの者に帰ってもらい、稽古の邪魔にならないよう足音を立てないようにしながら
は道場の中に入る。
そしてその声の主をすぐに見つけだした。
「そこっ、だから違うって───あぁ、もう駄目ね。
・・・あーもー、はいっ、もう休憩っ。休憩よ」
どうやら指導中だったらしい。
あんなに優しい顔をしていた松本が厳しい顔をして隊士を窘めていた。
「まっ、まだやれます!」
「駄ーぁ目。切り返しも出来ない人に何が出来るって言うのよ?
実戦ではね、一発面入れられただけでも死ぬの」
「しっ、しかし・・・!」
「早く強くなりたいっていう気持ちは分かる。でも、休憩も訓練の一環だよ。分かった?」
「・・・・・・・了解」
フ、といつもの自信に満ちた微笑を浮かべて松本は後ろ首に張り付いた髪をバサリと払うと、
が立って眺めていた道場の端に振り返った。
「────あら、・・・!!」
見つけた瞬間、こちらに嬉々として駆け寄って来た。
どうして良いか分からないだったが、そうこうしているうちにまたたくまに
松本に抱き締められてしまっていた。
「本当に来たんだね・・・!嬉しいわ・・・」
頭を撫でられて、は流れ込んで来る松本の声を聞いた。
彼女がこんなにも平隊士である自分に執着するのは、間違く過去の松本に
自分を重ねているからだ。
残念ながら、過去がどのようなものなのかは松本自身に眠っていて言語化されていないため
探れないのだが、声の色と声の端々から確信出来る。
だから声が聞こえない周囲の死神はに抱き付く松本を見て驚愕していたけれども。
「ま、松本副隊長・・・っ、皆さんが・・・」
つ、と照れの抵抗を見せるがそんなものお構いなしというように彼女はにやっと笑った。
「だって、嬉しいんだよ。あんた‥本当に危なっかしいんだから」
「副隊長・・・」
も、暖かい心の声を耳にして瞳を細め、そしてその腕に顔を埋める。
華のような、太陽のような、優しく育んでくれる大気のような‥‥幸せの薫りが鼻をくすぐる。
そうして暫く経つと、
「ちぃーす。乱菊さんは・・って、えぇえぇ!!」
「あら、恋次じゃない!それに、朽木隊長」
「・・・・・・」
依然松本に抱き締められながら声のした方向を振り向けば、そこには赤髪の死神と、
白羽織を身に纏い、冷たい瞳をした死神が、出口からこちらに向かって来るのがわかる。
彼らはそうだ───六番隊隊長と、副隊長。
いくら女同士とはいえ、目上の死神だ。その前で何という無礼な事をしているのだろう
と羞恥し、慌てて松本の腕から逃れようとするが、当の本人は逃がすまいとさらに
腕の力を強くする。
「松本副隊長っ、く、くるし・・・っ」
「嫌がるんじゃないよ。大丈夫だから、おとなしくしてなさいって」
「し、しかし・・・っ」
「固まってないで見てよ、恋次。この子、っていってね、期待の新人なんだよ。
可愛いでしょう?生憎、五番隊なんだけど」
「えっ、あっ、えっ、あー、あぁっ・・・よ、ヨロシク‥」
たじろぐ阿散井に辛うじて自由になっている頭を垂れ、慌てて挨拶をする。
彼は頬を紅潮させて、照れている様子は明らかで、遠くからの隊士からも見てとれた。
「まー、恋次も顔赤くしちゃって。ウブねぇ」
「ちっ、違いますっ!あぁあ赤いのは生まれつきですっ!生まれつき‥っ」
「隠さなくても良いのに」
「ダーッ!!そうじゃなくてっ!・・・ゴホ、・・外部指導に来たんスけど」
「‥あぁ、そだっけ」
あはは、と笑う快活な声には焦りの色が伺える。
彼女はまるで知らなかったようだ。
そんな彼女に冷たい視線が突き刺さる───それを放っているのは、
恋次の後ろに控えている死神、朽木白哉だ。
「や、嫌ですわぁ。私ともあろう人物が予定を把握してなかったなんて・・・あ、アハハハハ‥‥‥」
「・・・松本」
「・・・はーい、分かりましたぁ」
視線で殺すとはまさにこのことだろうか。
明らかに落胆した朽木の凄みのきいた声に、松本は渋々を解放する。
「折角楽しんでたのになぁ」
「・・・それよりも、早く始めぬか。私は兄の様に暇でない」
冗談に対する苦笑すらなかった。
その様子に場が凍り付く───外野で松本たちの様子を伺っていた隊士たちは
ゴクリと生唾を飲み、やがてヒソヒソと話をし始める。
「冗談が通じない」や「やはり血の通ってない冷血死神だ」や「貴族はやはり違う」や
────非難の嵐。
しかし、そんな中だけは違った。
────ドクン。
────ドクン。
────ドクン。
確かにその表情からしても、態度からしても冷たく硬い壁のようなものが張り巡らされていて
不可解極まりないが────
心の色は、絶対に隊士が思っている以上に優しく、暖かく、そして、熱く猛るものがあった。
「でも、仕方ないわね・・・今隊士は皆ヘトヘトよ・・・・・・。・・・?どうしたの?」
「・・・・・・」
「もしかして‥‥見とれちゃった?確かに朽木隊長は色男だもんね〜」
「いい加減にせぬか‥‥松本・・・」
「・・・はぁーい」
は松本の冗談を半ば聞き流しながらも朽木を凝視し続ける────初めて見た訳ではない。
この色と漆黒の髪はどこかで見た事がある。
どこかで─────・・・。
「あ、そうだ!疲労困憊の隊士の代わりに稽古付けてもらいなよっ」
「・・・・・・」
「ねっ!文句ないよね。はいはいっ、そうと決まったらさっさと木刀持って来なさい」
「・・えっ?あっ、え、えぇっ・・・?そ、そんな急に────」
思考に没頭していたのは松本の勝手な進行によって無理やり中断させられた。
もう少しで思いだせそうなのに───まぁ、後でじっくり考えても変わりはないか。
は背を押されながらやれやれ、と溜め息を付き、そして木刀を手にする。
「───主、何席だ」
「・・・・申し訳御座いません。恐れ多くも、私は席官にも及ばぬ位に御座います」
瞳を合わせず、ただ淡々と応え、彼の前に姿勢を正す。
───相手の階級や身分を訊いて来るところはやはり貴族だけはあるか、とは心の中で嗤った。
「・・・お言葉ですが」
「何だ」
「朽木隊長にとっていくら小さき命とはいえ、抱えるものは・・・あるんです」
「・・・・・・ほう」
「・・・輝きの轍は、強いものより目に焼き付くんです────」
の目に映るのは大きな流れ───藍染だった。
彼に対する訴えを朽木にするのは卑怯だが、それでも見下そうとする朽木の態度に
我慢ならなかったのだ。
唇をキュ、と結んで間合いを取り、朽木を睨み据える。
すると、ようやく立ちすくんでいた朽木が半歩足を引き────同じく木刀を構えた。
「主が言う事は分からなくもない。だが────奔流にも、逆らえぬ掟があるのだ────」
─────ザァアアアっ!
「────!!」
その場を、朽木の霊圧が張り詰める───恐らくは彼は力の半分すら出していないだろうが、
それでも疲労しきった隊士を衰弱させるには十分で。
へたりこむ数々の隊士を横目にしながら、もその重い霊圧を身にびしびしと感じていた───。
そこには、彼の思いも、恐ろしいほど馴染んでいたのだ。
しかし、
「・・・っ」
すぐにその流れは消えてしまう。というよりかは、また何か靄掛かった濁流に隠れてしまった、
という感じで、またすぐにそれは一定の律動に形を取り戻す。
は心の中で苦笑した。
一見起伏の無さそうな波動をしていながら、しかし確かに振幅は激動する。
何が彼をそうさせているのか。
その高さはどこまで上り詰め、沈むのか。
そして、何故こんなにまでも冷酷な音色を見せるのか。
「・・・・・・どうした、来ぬのか」
低く放たれた声は確かに威圧感を含んでいて、こちらを誘発させようとしている。
あくまでも外では「席官以下の下級死神」。敢えて乗る方が良いだろう。
「・・っ!」
ざ、と一度地面を擦れば、草履の乾いた音が微かに空へと翔んだ。
は軽やかに空に舞い、そこで身体を反転させると、微動だにせず前を見据える
朽木に剣檄を浴びせた。
────ガンッ!!
「っ」
訓練の上に、相手は完全に自分を見下している。心を読まずともそんな相手が回避するなど
考えられなかった。
故に、木と木が噛み合った瞬間、相手が重力を受け流す方向へと身体を滑らせることが出来た。
「────‥‥」
「‥‥‥」
すとん、と朽木の前に舞い降りれば、彼の眉間に微かに皺が寄った。
波が僅かにだが揺れる。
無感情を装っているが、驚いているようだ。
「・・ほう」
「・・・・・・」
自分の持つ能力の有用さに、そして素質に気付かれてはならないのは確かだ。
だが、今のには意地というものが芽生えていた。
いや────・・・。
────ドクン‥
違う。
───ドクン‥
違う。
───ドクン‥
“芽生えた”んじゃ、ない。
「─────」
そう思ったすぐそばから胸の中に暖かい物が沸いて出る感覚がする。
そしてふと目の前で憮然と構える朽木の僅かに見開かれた瞳を見れば、確信した。
ああ、無くさざるをえなかったものは、今まさに取り戻されつつあると。
「────フ‥」
朽木が笑う。
「名も無いとはいえ、良く吠える─────」
そう口にした瞬間、朽木の姿が、消えた。
ざわめきたつ外野。まさか、という感嘆の声だ。
おそらく瞬歩を使って歴然とした力の差を見せつけ、この妙な言い合いを強制的に捩じ曲げたい
のだろうがしかし、その中には冷静だった。
誰かを更生するなんてことは望んではいない。
ただ、微かな意地との戦いだった。
冷静に、心を落ち着かせて────微かに震える音を、読む。
≪───────≫
来た。
────ガキィイィッ!!
接触の瞬間、外野はまた声をあげた。しかも先ほどより大きく。
目を塞いでいた女隊士もおそるおそる目を開けてみて、口をぽかんと開けたものだ──
──しかしそれは彼女にとってみれば、当たり前のことなのだけれど。
「‥‥檄する時」
「‥‥‥‥」
「人は誰しも気を放つという。幾ら熟達した達人といえど影の様に忍び、射殺す事など出来ぬと」
「‥‥‥‥」
「お前の言う小さき轍とは、余程重いのか」
今度は意味深な言葉に、疑問符の静寂が訪れる。
しかし、と朽木の間では確かに会話は成り立っていて────全員が首を傾げている間、
その言葉が、その剣檄(し)合いの最後になった。
の光を秘めた空ろな目が、朽木を貫く。
同時に、二人の姿が、消えた。
「─────‥っ!‥‥!!」
松本が思わず叫んだ時─────もうすでに、決着はついていた。
「・・・重い‥重い、ですよ‥‥。でも、小さくて‥何がいけないのですか」
「‥‥‥・」
「背負っているものは、同じ重さ・・・それに違いなんてないことくらい、聡明な朽木隊長なら、
わかっていらっしゃるはずです・・・」
用を成さなくなった木と木が、その場に疲れたと言わんばかりに横たわっている。
しかし、の持っていたそれは、朽木の持っていたそれの上にあった。
‥二人の手元に、相手を確かめる道具はもはや、ない。
相撃ちだったのか、それともどちらかがそうさせたのか、定かでは無い。
定かでは無いが────衝撃を受けた。
誰しも呆然とするの言葉に────阿散井は、まさか、と思い目を見開いていた。
「・・流る掟だ。絶つ術は無い」
「お気持ち、分かります。痛い程・・・」
どこか俯く自隊隊長の姿にも彼は驚いたがしかし、何よりも────憶測が正しいとするならば、
が同意するように、そしてどこか哀れむように朽木の背を見つめる姿に、事実に────。
「‥‥‥‥‥」
しかし何故同意だ。
そのうえ何故、哀れむ。
何故、咎めない?
いつもそうだ。隊長は掟としか理由として口にしない。
「・・・俺は・・・分からねぇ」
「・・・恋次?」
隣りでと朽木の様子を見守るようにして立っていた松本が、
呻くようにして呟かれた阿散井の言葉に振り返る。
「助けてぇんだよ・・・!どうしようもなく、・・・アイツを・・・っ」
握り締められた拳は骨組みが分かる程締められていて、松本は何も言わずに一度
ゆっくりと瞳を伏せ、また二人に眼を戻した。
は落ちていた自分の木刀を広い上げる。
「でも絶つ術を捜しているからこそ───朽木隊長は絶つ刃を持たない。
細やかな刃をいくら持ったとしても、流る掟は変えられない。・・・」
は空ろな瞳で哀れむように呟き拾った刀をもう一度握り返すとス、と朽木の隣りを通り過ぎた。
そして彼の肩越しで彼にしか聞こえないくらいの大きさで、囁く。
「だからこそ、矛盾に刃を尖らせるのでしょう」
「・・・!」
驚いて通り過ぎた少女を見れば、その背中は確かにまだ幼さの残るそれなのに、
どこか触れられないものを感じる。
喩えるならばそれは、不完全な跳躍────。
しかし、その少女は名も無い隊士だという。
「・・・ご指導、有り難う御座いました」
この心を見透かすような、危うい、しかし澄み切った瞳を有する少女が?
朽木の薄い唇に、歪められた微笑が宿った。
「────まるでお前の瞳は心眼のようだな‥────」
「─────」
去り行く少女の背にそう呟くと、
少女はくすり、と哀しく美しい微笑を浮かべる。
そんな彼女は、────────まだ席官以下の下級死神。
「────‥‥不思議な奴だ・・・」
見守る松本に、苦渋と不甲斐なさに道場から眼を背ける阿散井。
そして夕方の寂光に背を照らされる無表情のに────朽木の唇から漏れた音が、
優しく、重たく広がっていった。
続
──────────────────────────
というわけでこんなわけで六番隊登場でした。ひさしぶりのちょっと長めの文章でしたが、
戦闘シーンをかけて少し満足。といっても文章が単調になってしまうので個人的にしか
楽しくはないのでしょうがw
なんだかこれだと逆ハーみたいだ!
あまり主人公とかモテモテなのは現実味がないので(読むぶんにはいいのですが)書き手としては
好きではないのですが――はこれだとモテモテなかんじだなぁ。
うーん、でも読者様的にOKだったらいいや(適当やな)
白哉の心が分かるは、勿論緋真さんのことも今回で悟りました。
だからルキアを助けたくとも助けてはいけないという白哉の掟も知ることができ、それを捻じ曲げる
ことは不可能ということに共感(掟に逆らって速水と仲良くなったら罰を与えられた。逆らえない)
しています。
この連載ではが主役なので時間軸が破壊されてますが、実際原作の時間軸に照らし合わせると
まだ旅禍は廷内に進入していない状態(そろそろ進入しなきゃやばいだろー!ルキア死ぬよ!って
かんじですがw)なので、恋次も言うにいえない状態なわけです。
さーぁ、まだ断罪編続きます。
では。