第三十七話「響く、蜩三重」





朝日が昇って、燦々と巨大な居住棟を照らし始めた頃―――。
まだ時間も早いというのに、ばたばたと忙わしい足音が豪華絢爛な部屋に何度も往復していた。


「何と、野萵苣宮が倒壊しての姿が見当たらぬだと・・・・・・!?」



長く、黒い髪を纏わせた女はがばりと立ち上がると、髪に刺していた簪がシャランと金属音を立ててなお一層彼女の怒りを際立
たせた。
その様子にどうしようもなく焦った付きの者はさようにございますと念を押す。彼の顔面蒼白な顔色を伺う限り嘘をついているとは
思えない。第一、ついたとして何の得があるのか。心の中で他人のせいにしようとする己を罵った。
やがて何かを考えた後、いてもたってもいられなくなった女は爪をぎりりと噛み、ついに焦燥と苛立ちに声を荒げてある名を呼ぶ。



「大我! 大我よ!」



程なくして、大きな羽音を立てて白鷺が彼女の足元へと舞い降りた。



「あの子を―――なんとしても捜し出すのじゃ。 絶対に・・・!」


お上はおそらくあの子のことなど気にも留めないのだろう。むしろこれを好機として何をしでかすか分かったものではない。
それならば事が大きくなる前に、自分が動くしかない。だが王族居住区から自身が直接赴くことなど出来ない。もう直ぐに
でもあの儀の準備が整うというのに、何故今更ながらに邪魔が入るのだ。女はそう呟きながら、そのまま大我と呼ばれる
白鷺を再び空に放つ。



陽光を眩いばかりの全身にきらりと反射させながら、それは遙か彼方へと消えて行った。








【流星之軌跡:第三十七話「響く、蜩三重」】








「う・・・・・・ん、・・」





時同じくして――――――藍染の住まう研究棟。



深夜の実験検証の続きを行っていた藍染の耳にふと、甲高い声が入ってきて彼は彼女を安静にしている簡易寝台に駆け寄った。
ここには自分以外に誰もいないのだからその声が誰のものなのかは容易にわかるのだ。
続けて、何か実験体を観察するかのように様子を伺う。


すると先ほどまでまるで死んだように眠っていた女は、ゆっくりと瞳を開けた。急に入ってきたまばゆい白の光を絞るかのように瞼を
窄めて、それから何度か瞬いて急変を融和させ、そして慣れてきた目に入ってきた慣れない光景に瞬きをして目をきょとんとさせる。

程なくして女は思考をめぐらせはじめた。

この白い天井、殺風景なのは変わらないがこの冷たい香りは決して今まで自分が住んでいた塔―――野萵苣宮のものではない。
何事が起こったのかと思って目を閉じて今までの記憶を手繰り寄せてみた。
そうだ、確か自分は―――よくわからない馬鹿みたいに大きな化け物に襲われて、命からがら逃げ落ちて、そして・・・。


誰か、そう、自分と同じ容貌をした『ヒト』に助けを求めて・・・。


そこまで巻き戻して、ではここは一体何処なのだと焦って周囲を見回すと、




「ようやく、お目覚めになられましたか」




――――――見知らぬ男が、優しい瞳で自分を見つめていた。



「・・・、 ぁ・・れ、た」

「はい?」



久方ぶりに喋る感覚に、喉が張り付いて変な発音になってしまった。女はごほんとひとつ、咳払いをしてから改めて言葉を
投げかけた。




「誰だ、主は」



――――――今度は藍染が目をきょとんとさせた。
そして、すぐさま胸中で嘲笑する。
そうか、王族が見ている風景は所詮、自分の庭だけということか。相も変わらず、高遠なる天に君臨する者は、地上の蟻の
ことなど気にも留めないようだ、と。



「卑しき私如きが、雲上におわします貴女様に名を申し上げることは憚られます」

「・・・っ!」


どうしたというのだろう。恭しい態度で臨めば、女の顔が何かに固まった。それはまるで「墓穴を掘った」とでもいいたげな
表情で、藍染は何か裏に彼女の思惑を感じずにはいられなかった。


「な、何を・・・。 わ、わた・・し、のことなど気にせず、名を教えて」

「・・・・・・・・・」


―――――― 一体、何を隠しているのだ。
藍染は至極冷静な瞳で彼女を見つめながら、内心で様々な思索をめぐらせる。
だが、現時点ではあまりにも判断要素がなさ過ぎる。しばらくの後、色々聞き出せば『無知』な末裔の彼女は簡単に口を割って
くれるだろう。彼女が何故この場にたどり着いたのか、何故闇に紛れていた自分を発見できたのか、何故あのようなこと・・・
霊気をかき乱すことが出来るのか。そして最終的には自分の最上目標である「王鍵」の所在や、それにまつわる情報を―――
―――そう思って、態度に対しては特に言及することなく話しを続けた。




「私は、藍染惣右介と申します。 護廷十三隊というこの世の軍隊の一分隊の副隊長を担っております」

「そう・・・ですか」

「ご安心下さい。 私共は貴女様をお護りする役目に御座います―――王家直系の子孫であらせられる、様」



それは名を呼んだ時だった。



微かだが確かにびくり、と肩が震えたのが分かった。理由は依然分からないままだがしかし、彼女はどうもその身分を隠した
がっているように思えた。となれば先ほど口調をいきなり変えたのもなおさらその仮定を確信させるものに変わる。
案の上、女は途端に焦りだして目を宙に泳がせた。


「わっ、私はそんなのじゃないし、名もそんなのじゃない・・・! 様なんてつけないで・・・!」

「では、何とお呼びすればいいのですか」


なら少しの間、浅はかな茶番に付き合ってやるか。そのうちに墓穴を自ら掘り、そこに付け入って論破するのが一番、こういう
性質を持つ人間には向いているだろう。
藍染はなかばあきれながら彼女の言葉を待ってやる。すると女は少しの間を空けてから、



「私は・・・なっ、夏。 夏、で、でぇーす・・」



ぎこちなく微笑みながら、名を明かすのだった。
しかし、彼女渾身の嘘も、簡単にばれてしまう。



「夏・・・? じゃあ、夏様、ですか」

「だ、だから様はいらぬと言っておろ・・・、あっ!」

「・・・・・・・・・・・・」

「あ・・・、は、・・・・・・はは・・・」



しいんとした空間に、夏と主張する女の乾いた笑い声だけが虚しく落ちてゆく。彼女の寝台の傍にある窓から入ってきた風が
ひゅううという音を立ててまるでそんな彼女を嘲笑うかのように通り過ぎて言った。
一方藍染は暫くどうしたものかと落胆するふりを演じていると、ようやく観念したのか女は本当の名を口にした。



「・・・やれやれ、まいった、降参だ。 ・・・そうだ。 主が言うとおり、私の名は―――王家の血を引く者だ・・・」

「やはり、そうでしたか」

「やはりって・・・」


では何故あのような粗末な嘘に付き合ったのだ・・・そう落胆にがっくりと肩を落としながら女―――はため息をつく。
どうやら彼女は藍染の飄々とした、何もかも見破っていたような余裕の態度に少しばかり小突きたい気持ちになってしまった
ようだ。だが、実際そのようなことは出来ない。というのは、昨日あの巨大な化け物に襲撃をされてからというものの慣れて
いない重力下に半日ほどさらされて、すっかり身体は疲弊してしまっていたからだ。証拠に、腕に力を入れることすら億劫で
そのような状態では無論、起き上がって彼と会話を交わすなどもってのほかだ。ただ静かに、あまり声を荒立てることなく
会話をするのが精一杯で。実際、先ほどまでは必死になっていたために気がつかなかったが長時間話したことにより再び、
どっと疲れが出てきてしまったようで、ぐったりとしてしまう。


「―――ひとつ、伺っても宜しいでしょうか」


なんだ。疲れているというのに・・・。
は目を閉じ、無言を守る。


「ここは私が集中できるようにと特別に建造した研究施設です。 この周辺は虚と呼ばれる怪物との戦によってかなり荒廃して
 しまい、もう二度とこのような悲惨な思いを住民の方々にさせまいという誓いの意味を込めて造ったのですが・・・。
 ・・・昨夜、貴女は何故こんな寂れた土地の庭にいらっしゃったのでしょう? 上上の王族の方は一切この下賤な世界に足を
 踏み入れない筈ですが」


藍染のわざとらしく敬う言葉を聴いて、疲れていたのにも関わらずついは声を荒げてしまう。


「その口調は止めろ! 過剰な敬恭は、我が一族を愚弄することになるぞ! いくら私とて、そこまで愚昧ではない」


なんだ、高なる身分の人間はこういった物言いを好むと思っていたが彼女はどうやら違うらしい。寝台に横たわりながら確かに
滲み出る怒りに目を吊り上げながらこちらを睨んでいる。
藍染は内心で「面倒なことだ」と舌打ちをしつつ、今度は態度を改めた。


「し、失礼しましたっ・・・! ・・・では、簡潔にこう言いましょう・・・。
 何故、貴女は私の研究施設の庭にいたのです? 第一こうして・・・尸魂界に降りてくる王族など聞いたことがありません」

「昨日の夕刻、突如巨大な怪物に我が居住塔、野萵苣宮を壊されたのだ! その後、なんとか生き延びた私は彷徨った。
 あちこちにあの化け物のようなものがうろついてたからな」



そしては続けざまに冷笑した。



「主の所属する護廷十三隊とやらも、なるほど大概役に立たぬものだ」



・・・の挑発を冷ややかな目で見つめながら、藍染は再び思索に耽っていた。先ほど彼女が身分を偽ろうとしたのは王族と
いう身分を純粋に隠したかったからなのだろう。今の態度を見れば彼女は王家に対して並々ならぬ矜持を持っているようだった
からだ。しかし何故彼女がそこまでして隠したいのかが謎であるが。もしかして彼女が忍びでこの世界にやってきて死神という
卑しい存在の手に落ちたという被害意識がそうさせているのか、それとも・・・何か裏にはまだあるのか。いや、だがしかし
一番の疑問は、一切この世界に干渉しない王族が何故わざわざこの世界に「居住」しているのか。
それにしてもまだ判断材料が少ない。まぁまだそう焦らずとも、ろくに動けぬ彼女を保護しているあいだに付け入って色々聞き
だせるだろう。今回の邂逅は『幸福』だと思って、のんびり構えようかと思った。



「・・・そう、ですね。 申し訳御座いません」

「・・・・・・。 ・・・とにかく、私は疲れた。 少し、休ませてくれ」



ああ、願っても無い僥倖がこんなにも重なるなんて。藍染の口許は緩む。しかしここは少し距離を置いたほうが現実味が
湧くだろう。



「お話を伺う限り、居住塔は倒壊してしまったようですしね。 様さえよろしければ是非、お気に召すまで此方でお休みくだ
 さいませ。 先ほども申し上げましたが元々、貴女方王族の方々をお守りするのも、我が護廷十三隊の役目なのですから」

「ああ・・・・・・有難う」

「それにしても、さぞかし今、王族の方々は様を血眼で捜しておられるでしょうね。 元気になられたら、すぐにお戻りに
 なったほうが宜しいのでは」

「・・・・・・・・・」



ちらり、と一瞬、藍染の瞳をの瞳が捉えた。が、すぐさま彼女は視線を外して窓の遠く、空に顔を背けてしまった。




「・・・戻れないんだ」




――――――これは明らかな『まやかし』だ。藍染はの吐いた虚構を軽く見破る。
王族である彼女が元いた世界に帰る方法や―――『王鍵』の所在を知らないわけがない。・・・だとすれば、何か親や環境に
鬱々として帰りたくないといったところか。なるほどそれなら、回復後すぐ彼女が帰る可能性は低くなり、色々と聞きだす
時間が取れる。
全てが自分の都合良い方向へと進んでいて、思わずまた口許が緩みそうになってしまう。


「戻れなくとも、ご親族は様を捜しておられるのでは?」


しかしあくまでも自分は『無知な』下民を演じきらねばならない。心底心配そうな面立ちをその端整な顔に滲ませて、
に問う。
すると彼女はどこか諦めきったかのような声で、ただぽつりと呟いた。それはまるで自分を笑っているようだった。



「どうかな。 捜してはいるだろうけど、それはきっと私であって、私じゃない・・・」



何かそれが地雷のような気がして、藍染はそれ以上彼女に踏み入ることを止めた。これ以上焦って踏み入ったとして、個人的
興味も湧かないし、なにより彼女の疲れた神経を逆撫でしてしまうだけのような気がしたから。
藍染はそんな様子にわざと気付かないふりをして、声音を変えた。



「あぁ、そうそう・・・様。 ひとつだけ御願いしたいことがあります」

「・・・なんだ」

「ご親族が迎えに来られるまで、くれぐれもここから外の町へは出ないで下さい。 そうですね、もし出るなら庭くらいに
 してください。
 私事で申し訳無いのですが・・・貴方の存在が今世間にばれたら大事件になるんです。 まさに今にでも完成しそうな研究
 がありますので・・・」

「わかったわかった。 迷惑にならないように気をつけるよ」


随分物分りがいいものだ。そう藍染が僅かながらに感心していると、それが最後だと言わんばかりに彼女はまた眠りに落ちて
しまった。彼女の自由気ままな態度に少しの苛立ちを覚えるがしかしあくまでも自分は「心優しき従者」を演じねばならない。
大きくそして崇高な目的のためなら自分の心など瑣末なもの。心を殺して、藍染は眠る彼女に布団をかけ直してやる。


暫くするとすうすうと寝息が聞こえてきて、この世界にもう彼女の意識はないことを確認した。





さて――――――。






藍染は再び静かになった部屋を見回して、ある計画実行に早速取り掛かった。
今、彼の周りには禁忌の実験の数々を記した書物が堆く積まれていた。今はいいが、次第に回復した彼女にこれを見られてはまずい。
ここにはその実験の他にも、王族居住区へ行くために用意した王族関連の本も置かれていたからだ。先ほどの様子からいって彼女は
自分が五番隊副隊長であるということも、護廷十三隊という存在そのものも、そして、化け物の正体が虚という名であるということすら
知らないようだった。故に実験書類は閲覧されても恐らく害はないだろうが、流石に後者を見られるとまずい。ただの「興味」では済まさ
れないだろう。


そうなれば、することは決まっている。やることは至って単純だ。―――彼女を完全催眠に落せばいいのだ。


だが、昨日生成した虚は暴走し彼女の塔・・・『野萵苣宮』といったか。それを破壊した後、自分が処分したばかりだ。やれやれ、と
ため息をつきながら、藍染は扉を開けて外に出てゆく。
簡単なことだ。無ければ、創ればいい。
確かに骨は折れるがたったこれだけのことだ。たったこれだけの手間で―――自分は彼女を信じ込ませ、『王鍵』のありかを安全に
知ることが出来るのだから。その対価と比べてみればなんとも小さな手間だろう。

明るい未来に酔いしれて、天を見上げる。
ああ、今日もなんとも眩しくて、気持ちが悪い青空なのだろう。雲ひとつなく、風は午後にむけて温かみを増してきている。なにも
かもが単調で、そして限りなく矛盾を繰り返すしかない世界。なんて虚しい凡庸世界。
そうして歪(ひず)んだ感慨を味わっているとふと、太陽に黒い影がちらりと映って、急激にそれは自分に向かって面積を増した。





「――――――」






来たか。




ドオン、という地響きを鳴らしながら太陽を背景にした巨躯が藍染に影を投射して、ふっと彼は不適に微笑む。



「虚が仇討ちとは、珍しいな」



藍染の背後には廃墟となった家屋の枠組みを構成していた木がむき出しになったものが横たわって、天に突き出していた。
そしてそれに貫かれていたのは先日処分した虚の頭だった。脳天には後ろから木が突き刺さって、剥き出した眼からは乾いた血が
まるで涙のような軌跡を引きながら、ぶらぶらと風に吹かれて揺れている。
それを目にしたのか。それとも藍染の言葉を解して激昂したのか。どちらかは定かではないが突然虚は大きな口をあけて、巨大で
鋭利な牙が空気に晒される―――。


しかし、その怨嗟の声をぶちまけることは叶わなかった。


「すまないね。 今、客人が眠っているんだ」


突如、見上げていた突き抜けるような空は活きの悪い黒褐色の大地へとすり替わり、ぐるんと世界が反転する。何が起こったのか
わからないといった様子で虚はその場に倒れた。斬られたのかと思って慌てて自分の身体を見るがしかし、どこにも傷はついて
いない。



「おや、君は味わったことが無いのかい? ・・なら教えてあげようか。 これは縛道という、不思議な業だよ。 さあ――――――」



急な展開に思考すら追いつかない。ただ、死神の男は不気味とも表現できよう薄笑を浮かべながら近づいてきて、手を差し伸べて、
人差し指を、眉間に当てて―――。





「私に従え」






そう告げられた時に、『意識』はなくなった。








全く、雑作もない。








藍染は再び空に飛んで行った虚の後姿を眩しそうに見送りながら、晴れやかな微笑を浮かべた。





























**************

*37話でした。いよいよ30話台も終盤に差し掛かってきました。いかがでしたでしょうか。

*まず私がこれを書いていて思った感想ですが・・・「こんな会話したくねぇぇぇ」ってことです。笑
 いやぁ、今までの主人公はだったので、彼女視点で結構物語が進行していましたが、この章は最初は
 (・・?まだ詳細は未知ですが。笑)藍染隊長視点の第三者視点を中心に展開してゆくので藍染の内心バレバレなわけで、
 それやると怖いなぁ、こんなこと考えてる人と是非会話したくないなぁと思いました。笑

 主人公がのときの今までのお話はこれが双方ですから嫌なもんですねぇ。笑 藍染の内心を知りながら、それでも何かと
 偽って行動しなければならない。また、自分の内心が分かると知っていながら逆にそれを利用して洗脳教育をしてしまう
 藍染隊長。は憎しみの心を藍染に伝えたいが勿論彼には透視能力は無いので伝わらない。うう〜ん、なんとも嫌な話し
 作りましたね自分・・・orz
 
*そんでもってが居住していた塔・・・名前が・・・。
 完璧これはある意味ネタバレっすね。笑

*さて、ようやく名前が出てきましたね、第二主人公の様。
 私が当初予定していた性格よりちょっときつい性格に、いつの間にかなってしまいましたが、初雪後半とのギャップを考えると
 意外とこれはこれで萌えるような気がしています。
 「うわ、ちょっとこの性格嫌だなぁ」と思われてしまった方もいらっしゃるかと思います。ですが、DE・SU・GA!←何
 きっと後半には彼女の性格を好きになっていただけるよう、感情移入してくださるように頑張ります。はい。

*次回は38話ですね。さて、完全催眠に落そうとする藍染様です。お楽しみにしてくださると嬉しいです。
 ではでは。









4:14 2010/03/11 日春琴