第五十七話「満破面」
破面化必要条件及び其の手順 ――――――
一つ、虚の苦悩を聞くこと。
一つ、虚の五苦を受け止め、共有すること。
一つ、心中に潜入し、五苦総てを吸い取ること。
一つ、死神化しつつある虚の仮面に触れて其れを壊すこと。
―――――― 以上。
【流星之軌跡:第五十七話「満破面(リェナード・アランカル)」】
――――――『何故、君は虚などに肩入れするんだい?』
――――――その言葉に、『羨ましいのか?』・・・そう返せばすぐさま『くだらない』と歪んだ惣右介の唇を思い出して
そして隠れて笑ってしまう。そんなことは彼に限って決して、毛頭ないから想像だけでも笑えてしまうのだ。
だがそうだな・・・何故なのだろうと、指摘されてはじめて考えてみた。
だがしかし、うーんと唸っていくら考えてみても何故かは解らない。だが―――解らないが、『あの声』を聞いてしまった後では
助けないというほうがおかしいだろう。最初の、そうあの白鷺を惣右介が殺めた夜にやってきた改造虚が叫んでいた声は悲壮に満ち満ちた
ものだった。他人の心と重なるなどという現象はこの世界の摂理にはありえないことだが、それでも本当に重なっているかのような感覚に
見舞われた。改造虚からは痛みや心が空虚であることの苦しみも無論伝わってきたが、それ以上に直接的に伝わってきたのは―――命よりも
大切な存在がいるということだった。そして彼は、その存在の行く末を心の底から憂いて、心から血涙を滝のように流していたのだ。
その心を体感して、動かずにはいられなかった。
この哀しいほどに優しい虚をどうにかしたい。そう思って、必死に惣右介の一撃を阻止した・・・・・・。
そこまで振り返れば、やはりあの声が聞こえることこそが原因なのだろうとは思う。だが、相変わらず何故聞こえるのかは解らない。
惣右介に聞こえているかと以前聞いたことがあったが、彼は全くもって聞こえないらしい。また、他の死神であってもそうだという。
・・・それもそうか、あの声が聞こえているのであればまともな死神は彼らを殺めることに絶対に抵抗を示すに違いないのだから。
確かに、私にとっても脅威であることには違いない。塔を壊されたあの日、一度命を奪われそうになっているし、その後も彼らに恐怖を
感じて―――もっともそれは・・・(惣右介に諭されて気がついたことだが)命の危険に恐怖したのではなく、父上や母上の役に立てなくなる
ということに対する命消失の恐怖だったのだけれども―――逃げ出したのだから。
だがあの声はその絶対的な恐怖から、生への執着という雁字搦めに四肢を縛っていた鎖を、確かに解いてくれた。
ただあの時は己の命を消しうる脅威の存在だったそれが実はそうではなく、救いを求める純粋な存在だということを知って、もうそこからは
我武者羅だった。
虚に対する救いたいという思いは、願いは、酷く『衝動』という言葉と似ていた。
確かに何かに執着をしなかった自分が急に執着するのは惣右介にとってみれば奇怪な行動にしか見えないかもしれないと、妙に納得してしまう。
『何故か、は・・・理由は解らない―――・・・。
だが私は虚を救いたいと思うし、強くそう願う。 あの声を聞けば私の中の心の核はどうしても、共鳴するのだ。
それは、紛れも無い事実だ――――――』
そう結論を述べれば、案の定『答えになっていないよ』と嘲笑された。
だが本当にその言葉の通りなのだから仕方が無い。なら惣右介は私の力が何故生じるものなのか突き止めたとでも言うのだろうか?そう挑発する
かのように言えば、惣右介はもう何も言ってこなかった。私の『何故虚に哀れみを感じるのか』の理由と、惣右介の『何故という人物に
不思議な力が存在するのか』の理由を、これからどちらが先に発見するかは競争になりそうだ。
――――――さて、もうそろそろか。
――――――いよいよ、庭へと通じる扉が開く。
――――――風が吹く。
――――――惣右介は庭の真ん中に設置された巨大な檻を見やりながら、私に確認した。
「最後に、もう一度だけ問おう――――――。
お前のしようとしていることは虚の破面化だ。 それは、この世界の万象摂理に叛していることだ。
もう戻れないよ―――『普通の』世界には。
それでもお前は―――は、虚を救いたいと、その為に破面化すると―――・・・その心に一切嘘偽りは無いな?」
――――――ああ、あの檻の周りで息をしている草たちが、泣いている。早くこんな痛いほどの悲壮から、どうにかして解放してやってくれと。
――――――あの大きな鉄格子からはまるで宇宙の暗黒を何十倍にも凝縮したような怨念や悔恨の音が、色が、直接脳に響いてくるようだ。網膜に焼きつく。
――――――恐ろしいほどの思い。思念に質量などないが、超級重力にも匹敵するような重さでもって身体が心が、押しつぶされそうだ。
――――――待っててくれ。 今――――――・・・助けるよ。
「くどいな。
それで虚が救われ、世界が幸福で満たされるなら――――――摂理の向こう側など、真綿のように軽く、苦しくもない」
( あなたは死んでなんかいないよ。 あなたがあなたでいる限り、そしてあなたの心の故郷がある限り、あなたは生き続ける――― )
私は――――――・・・。
私は、改めて、惣右介に出会って良かったと思う。
何もかもが白で塗りつぶされていた空虚な私の心は、惣右介によって鮮やかに色づいた。まだまだ毎日色々な感情が生まれているから、おそらく
七色までとはいかないのだろうけれども、それでも随分と賑やかな世界が私の心の中に出来ていることを自覚する。そしてその稀有な体験に
幸福を実感する。
だから今度は私の番だ。他人の心に入って、壊れかかっている世界を構築しなおす。真っ暗闇に閉ざされてゆく空に再び太陽を輝かせたい。
そうして再び蒼天の広がった世界はきっと、きっと、眩いほどに美しい―――今は粛清されてしまったあの破面がそうであったように。
その力を手に入れた今、もう無力ではない。だからこそ、その力を与えてくれた惣右介に感謝するのだ。
誰よりも聡明で、孤高なる矜持と凍えるような叡智を有し、そして残酷なまでに冷静な惣右介に―――
『私の塔』が破壊されて、本当に良かった、と。
「・・・・・・っ」
さすがにまだ使いこなすことはなかなかできなくて。なんとかして立っていた地面すらぐにゃりと曲がって、足元がふらつく。
ああ、また無様に地面に伏してゆくのだろうな。そう思いながら増す重力を感じていると、ふと背中に暖かいものを感じた。
それが何なのか。解った時、信じられないという言葉が胸に浮かび、そしてすぐに、掻き消した。
伸ばした手が定まったことなど経験したこともないのだからきっと今回もそうだ。怜悧な彼に期待などしては、いけない。
「惣右、介」
それでも無性に、彼の名を呼びたかった。摂理を破ったその先の世界で、やはり孤独は耐えられないのだろうか。そんな自分が情けなく
思えてくる。先刻の宣言は強がりだったのかと自嘲してしまう。そんな筈は無い。あの言葉は真実だったはずだ。
なにか心の中で湧き上がってくる不安を振り払うかのように―――背を支えてくれている惣右介に、ずっと言いたかったことを伝えた。
「私―――彼らの総称に、名を付けたい。 ・・・いいか、な・・?」
・・・何を感じ取ったのか解らない。だが、一瞬だけ惣右介は驚いていたようだった。
そのままの無言はなによりもの肯定の証。まあ・・・彼にとっては虚に与える名前など何の価値もないものなのだろう。
「彼らは、心を満たされた存在。 虚の、この世界の希望――――――欠けた月が、満たされた月に為れるように。
故に――――――『満破面(リェナード・アランカル)』と呼ぼうと・・・思う」
サアッと、心地よい風が髪を揺らした。
荒れる呼吸も、疲弊しきった四肢も、この風に少し和らいだような気がした。
惣右介は「好きにすればいい」と吐き捨てるように漏らす。でも、その声も優しい風に乗って―――
空も、大気も、大地も、草花も、主を失い開け放たれた鉄檻の扉も皆気持ちよさそうに、風にそよいでいた―――。
***
『被験体<>能力抽出について』――――――今日も虚を破面化することに体力を使い果たしたは寝台にまるで縫い付けられたかのように
ぐったりと眠っている。昏睡と表現したほうがいいかもしれないその様相を横目に見ながら、好機だとばかりにそろそろと藍染は引き出しから
そのような題目のついた資料を取り出し、中身を開く。そして今日の実験を元に結果と考察を書き連ねてゆくが、それでも連日同じようなこと
ばかり書いていることに気がつけば辛抱強い方だとはいえ、なかなか嫌気が差してきてしまう。
そうつまりこの時、藍染は行き詰っていたのだ。
いや確かにのなかに眠る力を利用できてはいるのだが。だからこそ破面化をこうして毎日実行できているのだから。
しかし藍染が行き詰っているのはそこではなかった。
『何故、なる人物に不可思議な力が存在するのか・・・惣右介はその理由に行き着いたのか?』
小馬鹿にしたかのような悪戯な笑みを浮かべた先日のが脳裏に蘇ってくる。人がどれだけ苦労して応用方法を発見したと思っている
のか解らないが、あの能天気な微笑を思い起こせばそんなこと彼女の念頭にはないのだろう。・・・いや、感謝していることは確かだろう
がしかしどこどなく余裕がありそうな態度が気に入らない。
そこまで回想していやしかしこんな下らないことに貴重な時間を割いている場合ではないと藍染は静かに頭を切り替えた。
そう、確かに―――の力を利用することは出来ているにしても、それにしてもまだ不完全でただ破面化することにしか力を使えていないのだ。
最初こそ、破面化する方法が見つかればあとは芋蔓式に他の力の解析も進むだろうと思っていたがしかし、なかなかどうして破面化以外に使える力が
見つからない。すると彼女の力は破面化することにしか利用できないのかという仮定に行き着くのだが、しかし彼女が顕したそこに存在するだけで
霊子をかき乱し、さらに鏡花水月の完全催眠を消去・無効化したという厳然たる事実がそれを悉く否定する。やはり苦痛を伴わず破面化する、なおかつ
心を埋めた破面を創るという能力は、謎に包まれた巨大な力の片鱗にしか過ぎないのだという結論に達してしまうのだ。
何故その力がに存在するのかを考えずとも応用方法が解明できると思っていたのが甘かったか―――どうやら、これ以上彼女の力を利用するためには、
考えたくも無かった其処を考えねばならないらしい。
藍染の眉間に僅かに皺が寄る。目の前に書き連ねてゆく己が記した墨の文字に突きつけられる事実にどうしても、心がざわつくのだ。
「―――――――――・・・!」
だが、その事実は何も悪い知らせばかりを知らせてくるものではないようだ―――藍染は、今自分が記した数字に何か違和感を感じて、勢いよく
一頁前の実験結果を見比べてみた。あわせて何日か前から取ってある同様の結果を見比べてみて、そしてある傾向に気がついた。
最近になればなるほど――――――この研究棟に訪れる虚の数が増している――――――。
普段の自分なら当然、このような結果を見比べなくともその違和感に気がついたのであろうがしかし最近は彼女の力の抽出方法だけに固執していた
ばかりにそんな簡単なことすら失念していたようだ。
(何故だ・・・? ・・・っ、まさか・・・?)
もし、そうであれば――――――一刻も早く原因究明に走らねば、取り返しの付かないことになる――――――。
ある一つの大きな懸念が脳裏に浮かんで、藍染はとりあえず己の浅慮への悔恨を置いておくことにして、先にある仮定を立ててゆっくり辿り始めた。
――――――ここには村一つを潰すほどの大戦を仕掛けて、この土地全体そのものに完全催眠をかけてある。無論、念入りに二重の催眠を周辺住民及び
虚にはかけているからこの研究棟にたどり着けるものなど本来なら居ない筈なのだ。
それにも関わらず最近になって急激にこの研究棟に虚が来る回数が増えている。
そこから導き出される答えは二つ。
一つは、が虚と手を組んでいること。そしてもう一つは、・・・この土地にかけた完全催眠が解けているかもしれないということ―――。
最初の仮定について思考してみるが、だがしかしそれはどことなく論理性を欠いていた。
確かに彼女は虚を救いたいと、虚に肩入れをしている。虚を助けたいと思っていて、そして万が一現在藍染を利用しているとしてもそれでも、
あの塔に幽閉されていたことが引っかかる。それこそ彼女が虚と手を組んでいる、もしくはそれにまつわることであの塔に罰として幽閉されて
いたとしても、それでは何故虚があの塔を襲ったときに命からがら逃げ出したというのだろうか。もし手を組んでいるのだとすれば、あの時に
絶対に逃げ出さないだろう。
それに、今まで彼女に感じてきた『無垢』性からいって、嘘をつくような力は出会った当初はない。少なからず喜怒哀楽が生まれてきた最近で
あればわからないが、出会った当初は本当に無個性だった。自我や我執を放っておいて、誰かの道具になることを無上の喜びと真顔で
答えている様を目の当たりにして、不気味なまでの純粋さに、まるで彼女は無垢の化身のような気すらした。
己の感覚が、出会った当初のが嘘をつけるような力・・・いわば社会性を身に着けていないだろうという確信に導いて否定する。
出会った後に手を組んだのかと思考してみても、そのようなことをして彼女に何の利点があるというのだろうか。それに毎日片時も離れず彼女を
監視していたのだ。怪しい行動が微塵もなかったことは間違えなく藍染自身が目の当たりにしている。
ではやはりあるとするなら後者のほうか。だがしかし、その仮定が真実だったとすれば少々まずいことになる――――――。
逸る気持ちを抑えて思考してみるがしかし、虚しいまでに仮定の正しさを突きつける結果になっていった。
完全催眠が解けることなどありえない。故に、想像できるのは最近になってあの戦を目にしなかった新たな虚が産まれて、この土地を発見している
ということ。・・・だがしかし最近になって虚が大量発生したという報告は全く聞いていない。とすればやはり、ここの地にかけた完全催眠が
解けつつあるということだろう。
この結果は前にも確か、実感したことがある―――藍染の瞳が、すぐさま無防備に眠るの瞼を鋭く貫いた。
(完全催眠が解けかかっているとするならば――――――それは、お前の所為か――――――?)
彼女が虚を救いたいが故にここの催眠を意図的に解いているのかと勘ぐりもしたが、それは否定する。
は自身に眠る力を操作出来ないからだ。操作可能であればそもそも最初から藍染に「力を利用してもいいから、解析してくれ」などと
懇願するわけがない。不自然だ。大体意図的にここの催眠を解いたとしてにとっては微塵も得はないだろう。安全に虚を破面化したほうが
にとっても都合がいいのだから。
・・・結局、そこから導き出された答えは二つ。
この研究棟一帯にかけられていたはずの完全催眠が『何故か』解けかかっていること。
そしてそれはの無意識の能力の所為である確率がかなり高いということ。
(なおのこと、何故なる者に特殊能力が備わっているのかを考えざるを得ないということか――――――)
それも早急に解決せねば、この研究棟が世間の明るみに曝されてしまう。流魂街の者で藍染の顔を知っている者は稀有だが、それでも顔が
割れる可能性は決して零ではない。そしてもしそれが知られてしまったら様々な追求を受けるであろう。
それだけは絶対に避けねばならないことだ。
解決策としてより手っ取り早いのは、無論を『始末』してしまうことだ。
だが、彼女を今失うことは非常に惜しい―――折角の王族への鍵を失うことは勿論、最近になって判明してきた万象摂理を凌駕する能力を
手放すことになる。
「・・・・・・・・」
すやすやと規則正しい寝息を立てるの顔を、そのまま値踏みするかのように、品定めするかのように、舐めるように見尽くす。
・・・だが、本来最大の敵であるはずの藍染にむけて呆れるほど無防備に眠りこくるをみて、命の天秤は興味を失ったかのように
がくんと傾く。
(私は、藍染惣右介――――――世界に叛逆せし者。 ・・・覇者がどちらか一方を諦めるなど、滑稽極まりないな)
欲のまま、思うまま、望むまま・・・の言葉を借りるなら――――――
『生きる』ため ――――――。
いかに矛盾を抱えていようが、いくら無理難題を抱えていようが、己が『二つとも手放したくない』と望むのであれば、手放さなければいいのだ。
たったそれだけの、単純明快で、途方もなく瑣末なこと。
だが、それにはやはり―――完全催眠を融解するの力を解析・解明する必要がある。
・・・パタン。
実験書を静かにたたみ、再び引き出しの奥に戻して、藍染は吸い寄せられるようにしての寝台へ足を伸ばす。
桜色に色付く唇にかかった黒髪すら彼女の奥に眠る真実に靄を掛けるかのような幻覚に襲われて、思わず屈んで
それを手の甲で払った。
「んー・・・、・・・・・・・・・・・・・」
一瞬身動ぎするは、だがしかしすぐさま幸せそうな寝顔に戻る。・・・そんなに心地よい夢でも見ているのだろうか。
自分の心のうちなど放っておいて、まあなんとも気楽なものだ――――――。
「・・・夢寐なら、」
夢のなかなら―――幻の自分であれば、に素直に、聞きたいことを聞ける。
似たもの同士であると以前感じたことが真であれば、もまた今、夢で自分と会話をしているのかもしれない。
本当の心から―――素直な心のままで、疑問に思ったことを議論しているのかもしれない。
(―――・・・お前は一体、何者なのだ?)
夢の中で今頃楽しく笑っているであろうに語りかけるように、藍染は呟く。
声に成らないそれは、それでもかまわない、いやむしろそうであってほしいと願う祝詞のように、厳かで静かなものだった。
続
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*第五十七話でした。
*な、なんだかあまっっあーい感じがしてます。今回。まずいまずい、ここまでなんか甘くするつもりはなかったのですが・・・。
だけどまあ、ここから急激に甘くなって違和感感じるよりかはいいっか。なんて思ってます。笑
本来の目的を遂行するにはは邪魔な存在なのですが、上記したようにを生かしていたほうのメリットのほうが大きい
ので藍染さんは生かすことにしました。それに、完全催眠を溶かすことさえクリアできれば別に彼女を殺す必要もないのです
からね。そっちのほうがリスクが高いという判断なのです。
ただ、完全催眠は不可避なものなのに、はそれを解かしてしまう―――その非平衡性の強度からいってそんなに生易しい
問題ではないとは予想しているものなんですが。そこらへんは藍染様ですからね。自信満々なわけです。理を相手取っても
恐怖なんてこれっぽっちも感じていないわけです。
*今回最初は視点で執筆してみました。なかなか私は第三者視点が好きなもので、視点というのは苦手なのですが・・・。
たまにはこういう視点もアリなんじゃないかな?と思ってちょっと書いてみました。読者さん的にはどちらがいいんでしょうかねぇ。
*さて。次回もちょこっと変化があります。無垢は社会性を身につけるとどうなるのか―――これから、そこにスポットが当てられて
ゆきます。早く初雪草篇の起承転結の転を書きたい衝動を抑えつつ、頑張ります。笑
では!
8:53 2010/12/28 日春琴
6:26 2011/01/24 加筆修正